株式会社ノエビア化粧品はマルチ商法なのか?

先日、ジェイコスメについての記事を書きました。

そのジェイコスメについて調べていく過程で、ノエビアがマルチ商法を行っているという情報を得ました。

そこで今回はノエビアについて調べてみたいと思います。

本当にノエビアはマルチなのでしょうか?

株式会社ノエビア化粧品とは?

noevir

引用元:https://www.noevir.co.jp/index.htm

会社概要

社名 株式会社ノエビア (英文表記)Noevir Co., Ltd.
本社 神戸本社
〒650-8521
兵庫県神戸市中央区港島中町6-13-1
東京本社(青山)
〒107-0062
東京都港区南青山1-2-6 ラティス青山スクエア 5F

引用元:https://www.noevir.co.jp/new/ir_info/about/cp05.htm

ノエビアがマルチであるという根拠

2021年 ネットワークビジネスランキング 総合売上高

順位 会社名 売上高(百万円)
1 日本アムウェイ 95,727
2 三基商事 55,000
3 フォーデイズ 32,229
4 ニュースキンジャパン 30,000
5 ノエビア 27,066
6 ベルセレージュ本社 20,947
7 アシュラン 20,000
8 フォーエバーリビングプロダクツジャパン 19,000
9 シャルレ 15,671
10 モデーアジャパン 14,000

引用元:https://next-mlmstyle.com/index.php?%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%202021%E5%B9%B4%20%E5%A3%B2%E4%B8%8A%E9%AB%98

ネットワークビジネスランキングで第5位に堂々とノエビアがランキングしていますね!

まず、ノエビア化粧品の商法がどのようなものなのかを深堀していく前に、ノエビアがどのような商品を販売しているのかを見ていきたいと思います。

ノエビアが販売している商品について

ノエビア化粧品というくらいですので、化粧品を販売しているというのはお分かりいただけると思います。

で、ノエビアグループには、グループ企業があり、その中の一つが、常盤薬品工業です。

この常盤薬品工業ですが、私たちの誰もが知っているような商品を扱っています。

実は私も、ノエビアグループの商品だと知らずに買ってしまっていました。おそらく皆さんもそうではないでしょうか?

nanten

引用元:https://nodoame.jp/index.htm

どういったところがマルチ商法なのか?

ノエビア化粧品の2019年度の売り上げは305億4400万円でした。

銀座に本拠地を構えるノエビア化粧品。日本の化粧品業界の中ではかなりの大手企業になりますので、知名度も高いですよね。

ネットワークビジネスのランキングでは第4位となっていますが、化粧品部門に限って言えば、日本で一番売り上げが多いのがノエビア化粧品になります。

百貨店での店舗販売や、通信販売なども行っており、ネットワークビジネスがノエビア化粧品のメインというわけではありませんが、それでもこれだけの売り上げをあげると言うことに対して、店舗販売の売り上げが下降している化粧品業界の中でも注目を集めています。

ネットビジネスとしてネットワークビジネスを展開するというよりも、あくまでも販売網の拡大を狙った面が強いのがノエビア化粧品のネットワークビジネスだと思われます。

引用元:https://mato.ma/column/3095

「あくまでも販売網の拡大を狙った面が強いのがノエビア化粧品のネットワークビジネスだと思われます。」というところから、思いつくのが、代理店です。

それではノエビアの代理店制度について調べてみたいと思います。

ノエビアの販売システム

被控訴人会社は,化粧品等の製造,販売,輸出入等を目的とする株式会社であ
る。被控訴人会社の販売システムは,全国47(平成14年5月当時,以下同じ。)の支店の
下に販売代理店がある。販売代理店としては,まず約750の販社があり,その販社の傘
下に約7500の1次代理店と約17万の2次代理店がある。ノエビア化粧品は,この2次代
理店を通じて消費者に販売されるが,販社や1次代理店が直接消費者に販売することもで
きる。したがって,販社を含む各代理店の売上げは,消費者への販売分と傘下代理店へ
の出荷分がある。なお,1次代理店の中にはさらにその傘下に1次代理店を持つことがで
きる代理店があり,これを主任代理店という。2次代理店に登録するためには10万円の保
証金が必要であり,1次代理店に登録するにはさらに10万円,合計20万円の保証金が必
要である。これらは解約時には返戻される。

引用元:https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/058/000058_hanrei.pdf

被控訴人会社というのは、ノエビアのことです。

代理店にも1次代理店と2次代理店というものがあり、代理店と一口に言っても、色々と違いがあるようです。他のマルチもそんな感じですよね。

代理店の儲けのしくみ

それではノエビアの代理店は、どのように儲けを得ているのでしょうか?

2次代理店の販売手数料率は希望小売価格の35.0ないし45.4パーセントと
定められているが,代理店契約後半年間は一律40.0パーセントである。その半年間の月
平均売上げが120万円に達すると1次代理店に昇格することができ,販売手数料率は4
8.5ないし58.9パーセントとなる。さらにその月平均売上げが1000万円に達すると販
売手数料率は59.7パーセントから64.3パーセントとなる。販社を含む各販売代理店が
その地位を維持するための売上基準はないが,販社と1次代理店については,売上げに
応じて下位の販売手数料率が適用されることがある。消費者に直接販売する場合は,この
販売手数料率がそのまま粗利益率となり,傘下代理店に再委託して消費者に販売した場
合には,これらの手数料率の差額が粗利益率となる。それらの粗利益率の平均は,販社
及び1次代理店では10ないし15パーセントくらい,2次代理店では20ないし30パーセン
トくらいである。また,1次代理店は7級から特級まで,2次代理店は8級から13級まで分
かれていて,売上げが増えると順次昇級するシステムである。

引用元:https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/058/000058_hanrei.pdf

2次代理店には、ただ単にノエビアの商品を割引価格で買いたいからという個人の方もいらっしゃるようです。

じゃあ、長い目で見たら、代理店になったほうが得なんじゃないの?と思われるかも知れません。

しかし、このような口コミがありました。

私も2次代理店をしていたことがあります。
代理店になった時点で、辞めるまで40%引きです。

私の場合、「ノルマは無いから!自分が使う分だけ購入したら?」
って誘われて・・・。
しかし実際には・・・・お客さん連れてきてとか・・・。
なので、辞めました。
お金はちゃんと戻ってきましたよ!

引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1312548318

やっぱりね~。

マルチって、最初は自分が買うだけとか言っているんですけど、間もなくして、客連れてこい!ってことになるんですよ。それがマルチのパターン。

まとめ

ノエビアは日本の会社ですが、海外にも進出しています。

日本ではあまり大々的にマルチの方はやっていないそうなんですが、マルチの本場アメリカでは、違うシステムでやっているようです。

また、ノエビアの商品については、評判が良いものもあり、定期的にノエビアを使い続けたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。

そういう方にとって、ノエビアの代理店になって、商品を割引価格で購入できるというのは、確かに魅力的な話です。

でも、まあ、この代理店がノエビアに対して起こした裁判の内容を見ると、怖いですよね……。

控訴人代表者のAがキャンペーンセットの注文を断り,注文票
を出していないにもかかわらず,被控訴人会社から一方的に200セットが送り付けられて
きて,その代金を販社である控訴人が立て替えて払うよう指示した。控訴人は,これを出荷
せず,在庫として保管した。

引用元:https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/058/000058_hanrei.pdf

注文していないのに、勝手に商品を送り付けて来て、それを立て替えろって……無茶ぶりもいいところじゃないですか?